私がADHDだと診断を受けたのは
つい3年ほど前
兄妹のなかで
私1人片付けられない
周りの大人から
だらしのない子と言われ
できない私はダメ人間だと思った。
大人になってADHDだと診断を受けて、ほっとした。
私が悪いわけではないんだと。
最近、発達障害やグレーゾーンについて、話し合う機会があった。
増えてると思いますか?との問いに
増えていると思うとの答えが多かった気がする。
実際増えているのかもしれないけれど
私としては
100年もそれよりも前から
今まで自分でも周囲からもダメだと言われ
1人で苦しくて取り残されていた人が
やっとやっと
表面化したから増えているとと感じるんじゃないかと思っている。
私は突然ADHDになったのではなく
生まれた時から
今ならもしかしたら
小学生の時にはわかっていたかもしれない。
増えているのは悪いことではないのかも。
もっと怖いのは
ADHDが何か分からず
『うちの子は、私は、ADHDじゃない』と自分を我が子の特質を全否定してしまうことかもしれない。
その話あいの中でも
少し
苦しくなる意見があった。
ADHDによって、できないことの羅列
ADHDになることの原因究明
高齢出産、大人の劣等感などなど。
発達の人へのサポートという言葉
原因がわかっても
私の生きづらさは変わらない。
サポート、支援というのも腑に落ちなくて
サポート?発達だから?
何のための?
授業を行いやすく座っていられるため?
ADHDって一方的に
サポートされる側なのかな?
私は今、自分が所属する自己肯定感アカデミーでサポートスタッフとして
運営側に携わることが多い。
ADHDの困りごと忘れっぽい。
だから
録画停止を忘れてしまったりなんてこともある。
講師の先生の私に対するフォローがとてもかっこよかった。
『りなさん録画を始めてくださいねー』とさらりと言ってくれる
『そうだった!』と
録画スタート
なんてスマートなうながし。
その一言で
私の自己肯定感は低くなることなく
自分のやることを思い出せる。
ADHDだからではなく
必要な一言だからサラリと促す。
こんなかっこいいサポートをみんなができるといいなぁって思う。
以前、『僕らはは奇跡でできている』というドラマがあった。
高橋一生さん演じる主人公は
興味のあることに夢中で行動する大学の講師。
不得意なことは後回しにしてしまう。
高橋一生さんの演じる彼はADHDではないかと言われた。
私は魅力的に描かれる主人公がADHDかもと言われることが嬉しかった。
そんななか、一つのブログ記事にADHDではない方から
『なんでもかんでもADHDってレッテルを貼ったらだめ。傷つく人がいるよ。なんでも病気にしない』って書いていた。
すごくショックだった。
ADHDってレッテルなの?
ADHDってレッテルを貼らないという言葉が
ADHDはレッテルだと言っていることに気がついてないのかもしれない。
対人支援をする人に知ってほしいと思う。
自分たちが寄り添おうとする言葉が
かえって当事者を黙らせてしまうことがあるということを。
私自身もっともっと知りたい。
ADHDだとカミングアウトするまで
本当に怖かった。
まずは夫に
そして子どもに
ここからが本当に怖かった。
周囲はどう思う?
何より
子どもたちがどうみられる?
中島 輝先生の講座に出会い
自己肯定感が上がるにつれ
ADHDは私の特性であって
私の尊厳ではないと思えるようになった。
身近な人にカミングアウトしてみた。
何か思う人、私に同情する人、下に見る人もいたかもしれない。
でも、私自身そう感じ取ることはなかった。
私の周りにはそれくらい
私をありのまま
受け入れてくれる人ばかりになっていたからだと思う。
でもまだADHDだということに追い目があった。
そこで言ってもらった
『ADHD脳って関心のあることに突き進んでいける素敵な脳ですね』
その瞬間から
私にとってADHDは困った脳でなく
強みになった。
そして完全にカミングアウトした。
『行動力すごい!』
最近良く言ってもらうのに気づいた。
私は当たり前だと思っていたけど
実はADHDが私に与えてくれた魅力的の一つ。
対人支援を目指す方、仕事とする方にもまだまだ知られていない
ADHDの強み
困りごとはあるけれど
それは小さくして付き合っていける。
私たちがこうやって電気の恩恵に預かれるのも
ADHDだったと言われるエジソンが
関心のあることに突き進んでいって
ものすごい発見を成し遂げたから。
そして、エジソンのお母さんが
ありのままの息子を尊重し
エジソンのADHDの部分を困りごとと捉えた教師と
反対に才能と捉え伸ばしていいよと認めたから。
ADHDと診断を受けてショックな人もいる。
私の使命は
ADHDは30人に1人の才能
ADHD脳はあなたに与えられたギフトと伝えること。
明日のインスタ Liveお楽しみに
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